ハムフェア2018を振り返って(その2)

2018年09月09日 13:21 <--クリックお願い!

今年のハムフェアは、日本短波クラブ(JSWC)ブースにて、沖縄県八重山地方の竹富島で記録した中波データを使いSDR受信機のデモ。
ハムフェア2018を振り返って(その2)では、その様子を中心に書きます。

なお、本記事の内容はJSWCの会報にも掲載する予定です。

ハムフェアJSWCブース2


8月25日(土)の初日、午前中に中国国際放送(CRI)日本語放送アナウンサーの王小燕さんが訪問されることになっていたので、ブースにはCRI関係の資料を並べました。それではSDR受信機やノートPCを置くスペースが手狭なため、セッティングは昼頃から。ノートPCとSDR受信機ELAD FDM-S2、DXを疑似体験して貰うために、ヘッドホンや周波数リストも用意しました。

ハムフェアJSWCブース3


竹富島での中波帯の状況は、北海道~九州(沖縄を除く)とは全くの別世界。日本国内局が聞こえる周波数は数波しかおらず、昼間は台湾と中国大陸局が殆ど。日没前から日出直後の時間帯は、中波帯の周波数の60~70%でフィリピン局が聞こえるという状況。まるで、その場でワッチしているかの体験が出来るというものです。

王小燕さんが帰られた後、正午頃にセッティング。台湾、中国大陸、フィリピンのルソン島、そして沖縄が入った地図に、受信点の竹富島を丸で囲んだ地図、竹富島DXペディションで受信した中波局の受信リスト、台湾の国家通信放送委員会がHPで公表している、台湾中波局の周波数リストを用意し、自由にワッチして貰える体制を作りました。竹富島DXペディションの疑似体験。SDR受信機でなければ実現出来ないイベントです。

しかし、出足は今一つ。8月25日(土)午後の時間帯は、JSWC総会と赤林さんによるBCL講義の真っ最中。そのためか、ブースに訪れるBCLも少な目でした。それでも、同じBCL関係ブースを出している秋葉原BCLクラブの関係者や、かつてJSWCに次ぐ会員数を誇り、2002年までは会報発行やミーティング、ハムフェア出展をしていた関東DXersサークル(KDXC)のメンバーだった人が何名か訪れ、用意した周波数リストを参考にワッチ。SDR受信機の画面操作に慣れていない方には、ワッチの基本操作であるチューニング、選択度やボリュームの調整、ID部分を繰り返し聞くための戻し再生の方法等を、レクチャーしながら画面操作をして貰いました。

竹富島での中波受信体験をした方の中には、台湾のラジオ局が並ぶ昼間の記録を再生してワッチをしたいというオーダーに応じたり、関東ではTBSラジオのチャンネルなので受信不能な、954kHzのフィリピン中波局DZEMの放送開始時の音を聞いて、驚愕する方もおりました。

2日目は、JSWCメンバーの方にもこの体験をして貰いました。大武さんには早朝5時に記録したデータを再生しながら、ダイヤルを合わせて貰いましたが、フィリピン中波局ばかりが並ぶ状態に驚かれている様子でした。


今回のSDR受信機デモを行ってみましたが、正直な感想は。思ったほどにはワッチ体験をしてみたいというBCLは多くはありませんでした。2日間通しても十名前後だったように思います。DXerには浸透しているSDR受信機も、リスニング中心のBCLには浸透しているとは言い難い状況。
しかし、この体験が元で、実際にSDR受信機を購入しました。という嬉しい報告もまた、つい先日貰いました。その方はリスニング中心のBCLです。

今後、JSWCの会報にも、私のようにSDR受信機で受信した放送局のレポートがあること期待したい所です。


11月3日(土)に開催される町田DXミーティングのBCLミーティングでは、北海道の網走市郊外でオホーツク海沿いで記録したSDR受信データを使用した、受信疑似体験会を実施します。北米中波局が大量に聞こえる状況を体験出来るものと思いますので、奮って参加下さい。 

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