初めての道東オホーツク海DXペディ(序章編)

2018年10月09日 20:40 <--クリックお願い!

例年、10月3連休中はTPDX局をメインターゲットとしたDXペディションを行っています。
2016年と2017年は宮城県気仙沼。それ以前は犬吠埼。

でも、やっぱりこの時期に道東でのDXペディは、やっぱり一度はやってみたい夢でした。
今回、それがついに実現出来ました。

201810網走・北浜DXペディ(1)
着陸直前の飛行機から、屈斜路湖を望む


台風から温帯低気圧に変わったものがやって来る。当初は、それが道東を直撃しそうなので、2日目はアンテナを撤収してDXを断念しなければ。そんな不安もありました。

ところが、その低気圧の中心は襟裳岬の南を通過。網走地方の予想風速は7m前後に変わりました。この風速は、犬吠埼なら当たり前のように吹く風で、今年8月に犬吠埼灯台前で屋外DXをした際は、風速10mの中でワッチをしています。今回は宿でのDXなので、強い雨は降ったものの、2日目も問題無くワッチは出来ました。

解析は来週末から始めます。沢山の局が聞こえたので、かなり時間が掛かるも知れませんが・・・。
というか、今年の10月は8月並みの花火大会開催シーズン。夏のゲリラ豪雨を懸念して秋に開催を移動した大会が多く、毎週末、首都圏の何処かで規模の大きい花火大会が開催されます。
解析は11月以降でも出来ますが、花火見物はそうは行きません( ´艸`)


実際に受信出来たTPDX局は、昨年の気仙沼DXペディを遥かに上回りそうですが、解析自体に掛かる時間は、それよりも短いと思います。

その最大の理由は、かつて仕事のため何年か道東に住んだ経験がある中波DXerの友人からも聞いていたことですが、とにかく北海道以外の日本の局の信号が弱いこと。

北東向けのFLAGアンテナを使用していたせいもありますが、それでも三陸や外房の場合、西から来る国内局の信号が強まる前の1次伝搬に出来るだけ聞き込みをします。
その行為の必要性がありませんでした。2次伝搬の時間帯になっても、日本国内局の信号は上がらず、20時以降になってもサイドの国内局に潰されそうになる現象が殆ど無かったのです。

しかも、米西海岸局は日本時間で22時に日中の送信出力に増力する局や、DayTime局は放送開始する局もあるので、22時台にワッチを集中させた方が、大きな成果が期待出来ます。(但し、アメリカの夏時間終了後は23時)

サイド混信が無い分、聞きやすいので、気仙沼DXペディで記録したデータ解析のように繰り返し聞き、どの時間帯のIDが聞き取れる状態かのチェックを、何度も繰り返す必要性が少ないと感じたためです。


それと、想定外の結果もありました。

主にカリフォルニア州とその周辺にあるEXバンドの局は、外房で受信した方が遥かに状態がFBなこと。このバンドの代表局と言える1700kHzのXEPE・ESPN1700は、犬吠埼どころか、自分の日帰りDXペディ定番の地、横浜の野島公園で受信した方が信号も強く、状態も良い。
これはハワイ局にも言えることで、同じ野島公園でのワッチでもFBに聞こえるハワイ各局、KHRA(1460kHz)、KHKA(1500kHz)、KREA(1540kHz)、KUAU(1570kHz)等も、かすかにそれらしい局が聞こえるだけ。その代わり、三陸や外房、横浜のDXではハワイ局に潰される波では北米本土局が居座っており、しかも喧嘩しながらいくつかの局が聞こえる。そんな状況でした。


オホーツク海DXペディのブログ内容は、雨のため断念した観光とはいえ、その観光スポット内での宿泊だったので、傘を差しながらそのスポットへも行きました。その内容と、花火大会があるとはいえ、日曜日は解析を進められるため、その途中経過報告をメインに。

最終成果物の受信リストは、前回の竹富島DXペディのように、秋葉原BCLクラブが発行するPDF会報(来年3月発行予定)に載せたいと思います。

この記事の最後は、網走市北浜のDXペディ会場でYouTubeに受信動画をUP済みの受信動画を紹介します。

●850kHz KICY, Nome, AK, USA
関東でもお馴染みの局のKICYは、網走で聞くと完全に準ローカル局。東京で聞く大阪の民放以上の状態です。


●1140kHz KXRB, Sioux Falls, SD, USA
今回のDXペディで、リアルタイムで聞いた最も東部に位置する、サウスダゴダ州スー・フォールズの局。
指摘を受け、再確認した所、誤認でしたので訂正しました。
指摘をして下さった峯松さん、有難うございました。
●1140kHz CHRB, High River, AB, Canada
普段はカリフォルニア州サクラメントのKHTKの独断場と言えるチャンネルで、受信が難しい局だと思います。


●1200kHz WOAI, San Antonio, TX, USA
今回のペディで、リアムタイムに受信した唯一のWコール局。
過去に三陸の宮古と気仙沼、関東では犬吠崎で受信したことが有りますが、これほどFBに、正時のIDが確認出来たのは初めてです。


●630kHz CHED Edmonton AB Canada
関東では、KUAMやABC-4QN、韓国局などで受信は無理と思われます。


●740kHz KCBS, San Francisco, CA, USA
自身は初受信です。もし、これがKから始まるKCBSじゃなく、Wから始まるWCBSなら、ニューヨーク。そうは甘くは無いか。


●820kHz KCBF, Fairbanks, AK, USA
自身は初受信です。関東なら、広範囲にサイド混信が広がるAFN東京の影響で、受信が困難な局ですね。


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コメント

  1. 峯松 | URL | -

    KXRB

    こんにちは、ハムフェアでは貴重なファイルをお聞かせいただきありがとうございました。網走ペディのファイルを興味深く聞いております。KXRBとされる受信ですが、CHRB High riverとIDが出ているように私には聞こえます。この裏で聞こえる局はちょっとわかりません。(^_^;)

  2. 西口 | URL | FSYT/83M

    Re:KDRB

    峯松さん、コメントをありがとうございます。

    ご指摘のKXRBですが、確かにご指摘のように"CHRB, High river"と聞こえていますね。
    MW Listから、1140kHzで放送しているカントリー専門局を、各々のHPを訪れて確認。Wコールを除くと、KXRBしか見つからなかったのと、コールの末尾2文字がアナウンスで聞き取れる単語と一致したため、勘違いをしてしまったようです。
    そのMW Listでは、CHRBは”Farm, Religious”と書かれていたため、候補から外してしまいました。これも、自分のミスでしたね。


    峯松さん自身も、同じ日に三陸でDXペディションを実施され、YouTubeに音声をUPされていますね。その中でペルー局の受信があったので、自分の記録を確認しましたが、網走ペディでは、まったくかすっていませんでした。
    ハワイも、横浜の海沿いで受信した方が余程良い結果などもありましたし、メキシコの状態も思わしくありません。
    どうやら道東は北アメリカはかなり良いけど、メキシコ以南の伝搬は良くないようです。

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